DUALSHOCK3 LED組み込み
前記事(PS3 コントローラー改造 LEDを組み込む)でPS3のコントローラーを改造してから数日…
遂にジョイスティックの取り外しに成功しました。
ジョイスティック取り外し編(準備中)→
しかし、残念なことにジョイスティックを移植する事はできたものの、よく解らない動作をしてしまい、
事実上の失敗に終わってしまいました。
コントローラーのないPS3などただのDVDPlayerと一緒なので、急遽新しいコントローラーを購入しました。
購入した翌日、新型コントローラーを改造・分解してみたくなり、中を開いてしまいました。
そのままLEDの付け替えです。
ちなみに購入したコントローラーの型番は以下の通り。
CECHZC2J DUALSHOCK3
前持っていたコントローラーの型番は、
CECHZC1J SIXAXIS
この2つのコントローラーの違いは、
・中の基盤が全く違う
・RL12ボタンの間の仕切りがなくなり、後ろのケースにはRL2ボタンを通す穴が用意されている(組み立て簡単)
・PSボタンの所に穴がなくなり、PSボタンを光らせるためには少々手間がいりそう
・センサーシートが差し込み式ではなく、触れるだけのような仕様に変わっていた(説明しづらい)
・振動機能 有り/無し 重量etc...
と、似た目では解ったり解らなかったりするような違いが何か所かありました。
中でもPSボタンの所は少々残念な感じの作りになっていました。
今回はジョイスティックの取り外しなどの必要もないので、コントローラーの1/2/3/4Pを表示している部分のチップLEDを付け替えました。先に完成写真を出してしまうと、このような感じです。1/2/3/4Pの部分。
では、こっから必要な材料や道具を紹介していきます。
道具:
はんだごて * 2 (HAKO PRESTO NO.984-1)
ピンセット * 1
材料:
チップLED * 1 (青・緑・黄)
チップLEDは秋月電子で購入できます。20個入りで200円。送料のが高くつきます。
チップLEDのサイズは1608(1.6 * 0.8mm)です。購入したチップLEDのPART NO.は下記の通りです。
・[OSYG1608C1A] - 黄緑
・[OSBL1608C1A] - 青
・[OSYL1608C1A] - 黄
さっそく解体してみましょう。
1.後ろのねじを5本外す。
前型番CECHZC2Jと同じく後ろのねじを5本外します。
ねじ穴をつぶさないように、サイズの合ったドライバーを選びます。
ジョイスティックの間に付いているツメに注意しながら、全体を少しずつ剥がしていき(後ろのふた)下のツメのついているほうから外し、最後にRL2ボタンをくぐらせるような感じで外していく。
2.電池パックを取り外す
電池パックはSIXAXISとは違い、電池パックを支えるパーツがなくなり、電池パック自体にツメが付いています。
電池パックを右か左に少し押しながら、片方を外すような感じでツメを外し、取り外す。
取り外したら、コードの部分を引っ張って基盤から電池パックを取り外します。
赤丸の部分が問題のツメです。
3.基盤を取り外スためにねじを取り外す
SIXAXISと特に変わりはありません。
4.左右のモータのツメを外す
赤矢印のある部分を両サイド内側に押すとツメが取れる、少しモーターが浮いてくる感じ。
5.基盤を外枠から取り外す
6.センサシートを取り外す
DUALSHOCK3はセンサシートが差し込み式ではなくなっているので、上記の写真の赤丸部分2か所をツメから外し、
青丸で囲ってある部分は裏側で棒に引っかかっているだけなので、基盤とシートを支える台を少し浮かして取る。
下写真の赤丸の部分が棒で引っかかっている部分。
写真の通り、信号が出る部分は、複数の四角がある部分が基盤に触れるだけの仕様になっている。
組み立てるとき大丈夫かな?と思うが、棒に通せばずれないようになっているので、問題はない。
こっからは、1/2/3/4Pを表示しているLEDの部分を付け替えます。
先ほど用意した道具をここで使用します。
1.チップLEDの両サイドのはんだの部分を温める
2.温め、熱が伝わっているのが確認できたら、はんだこてを2本使ってチップLEDを飛ばすように取る
3.新しいチップLEDをはんだの上に配置し、片方を溶かして固定したらピンセットで反対側を少し押しながらもう一方も溶かして固定させる
文章では分かりずらいと思うし、うまく説明できないので動画で確かめてください。
他のサイトでも探せばあると思うので、探してみてください。
これは、かなり適当にやっているけど、実際はもっと慎重にやってください。
※基盤はSIXAXISのものですが、DUALSHOCK3のものとこの部分はあまり変化ないので一緒です。
完成した動画が以下です。
1.センサシートを裏からつけ、表の部分もツメに引っかけ、基盤に戻す
2.外枠に基盤を戻し、モーターの部分をカチッとするまではめ、ねじを留めたらふたを閉め完成です
忘れずに電池パックなども戻してください。
SIXAXISに比べてDUALSHOCK3の方が分解が簡単です。
しかし、振動を出すためのモーターが白い枠から取り外すことができず(両面テープで固定されてる)
基盤のみの状態にするには、はんだを溶かしたりする手間がかかります。
SIXAXISの方がなんとなく愛着がわく仕様でした。