SET(Social Engineering Toolkit)のインストール

最近セキュリティ関係の勉強をしながらいろいろ遊んでいると、SETというものを発見した。

SET(Social Engineering Toolkit)とは、ソーシャルエンジニアリングを行うためのツールらしい。

具体的には、フィッシングサイトなどを簡単に立ち上げることができる。

BackTrackとかには最初から入っているのだが、FedoraにSETをインストールする方法が日本語では見当たらない…

ってなことで、インストールメモを取りました。

 

1.SETのソースをチェックアウトする

SETは、ダウンロードしてインストール…という風に進まないので、まずはソースをチェックアウトする。

svn co http://svn.trustedsec.com/social_engineering_toolkit

 

2.設定ファイルを書き換える

チェックアウトが完了したら、設定ファイルにmetasploitのインストールされているパスの書き込み。

vi /config/set_config

コメントのすぐ下のほうに下記のような、metasploitのパスを指定する部分があるので、自分の環境に合わせて変える。

### Define the path to MetaSploit, for example: /pentest/exploits/framework3
METASPLOIT_PATH=/opt/metasploit-4.3.0/msf3

 

3.wgetが必要になるので、インストールする

yum install wget

 

4.SETの実行

以上で準備は終了です。あとは、SETディレクトリのsetを実行すれば操作できます。

./set