XBeeのフレームをArduinoで表示する

はじめに

前回はXBee同士でのAPIモードを使った温度受信を試してみたので、今回はコーディネータが受信した値をArduinoからシリアルモニタに出力してみる。

kyonta1022.hatenablog.com

XBee親機(コーディネータ)の設定

コーディネータと接続するArduinoへのスケッチ書込みと、XBeeと接続する。

Arduinoへスケッチ書込み

コーディネータが受信したフレームをコンソールに出力するようにする。
XBeeとの送受信はシリアルポート経由で行う。

- ツール > シリアルポート > Arduino /Genuino Uno
- マイコンボードに書き込む

Arduinoへ書き込む時にシリアルポートがXBeeと繋がった状態だとエラーが起きるので、書き込む時だけは配線しないようにする。

gist.github.com

回路図

こんな感じで、電源供給はArduinoから行い、シリアルポートを繋ぐだけ。 f:id:kyonta1022:20191019002821p:plain

XBee子機(ルータ)の設定

前回の設定と回路のままで子機を動かす。

実行

ArduinoIDEのシリアルモニタを開くと、子機から受信したフレームが表示されているのを確認できる。

Receive data from xbee [ 7e 0 12 92 0 13 a2 0 41 7d 50 31 24 a4 1 1 0 0 2 2 c ]
delimiter            :7e
len_msb              :0
len_lsb              :12
type                 :92
address_64           :013a20417d5031
address_16           :24a4
receive_options      :1
number_of_samples    :1
digital_channel_mask :00
analog_channel_mask  :2
rf_data              :2c

完成

f:id:kyonta1022:20191019003612j:plain