sslstripによるSSL通信傍受

sslstripという面白いツールを見つけたので、使い方の備忘録です。

どのように実現しているのかが気になる方は下のサイトを参照してください。

http://www.computerworld.jp/topics/563/136389

 

とりあえず使用するツールは2つ。

sslstrip ⇒ サーバーからのデータに httpsが含まれて入ればhttpへ変えブラウザに返す。

ettercap-gtk ⇒ MITMを実現し、パケットに含まれているuser:password情報などを表示してくれる。

 

sslstripインストール

#yum install sslstrip

ettercap-gtkインストール

#yum install ettercap-gtk

iptables設定

#iptables-save > ip_setting.bak
#iptables -F
#iptables -P INPUT ACCEPT
#iptables -P OUTPUT ACCEPT
#iptables -t nat - A PREROUTING -p tcp --dport 80 -j REDIRECT --to-ports 10000

sslstrip実行

#sslstrip -a -k -f

ettercap-gtk実行

#ettercap-gtk

実行すると以下のGUI画面が表示される。※CUIでやりたい人はCUI版をインストールするか、オプションを指定。

 

 

 

Sniff ⇒ Unified Sniffing...を選択する。

 

実行するネットワークインターフェースを指定する。

今回自分の環境だとノートPCなので、wlan0。

ifconfigでネットワークデバイスを調べてもいい。

 

 

 

Hosts ⇒ Scan for hostsを選択する。

 

ネットワーク内の全ホストをスキャンしてリストを作成する。

スキャンが完了すると、下のテキストボックスに「4 hosts added to the hosts list...」のように、

何台スキャンできたかが表示される。

 

 

 

Mitm ⇒ Arp Poisoning..を選択する。

 

何もチェックせずに、「OK」を押下する。

ARP poisoning victimes:

GROUP1 : ANY (all the hosts in the list)

GROUP2 : ANY (all the hosts in the list)

というログが表示される。

※今回の環境では、個別にcachePoisoningしての通信傍受がうまく動作せず、すべてのホストを傍受の対象にしている。

 

 

 

Start ⇒ Start sniffingを選択する。

 

スニッフィング開始。

 

 

 

今回の検証ではFacebookでのログインを傍受してみる。

 

FacebookのログインページはSSL通信で暗号化されているが、ログ出力にUser:Passが表示されている。

※テスト用のユーザを使用

 

 

LVMの論理ボリュームサイズ縮小(PV取り外し)

前回の、「LVMを使っての既存ファイルシステム拡張」の続きです。

今度はボリュームグループに追加した物理ボリュームの取り外しを行います。

ちなみに、この取り外し作業では手順を間違えたりめんどくさがってやってしまうと失敗します。

(いきなりパーティション削除とかしたらOSが起動しなくなりました。)

 

今回取り外し対象の物理ボリュームは赤字になっている部分です。

  [root@localhost kiyoto]# vgdisplay -v
  Finding all volume groups
  Finding volume group "VolGroup"
  -- Volume group ---
  VG Name               VolGroup
  System ID             
  Format                lvm2
  Metadata Areas        2
  Metadata Sequence No  5
  VG Access             read/write
  VG Status             resizable
  MAX LV                0
  Cur LV                2
  Open LV               2
  Max PV                0
  Cur PV                2
  Act PV                2
  VG Size               53.22 GiB
  PE Size               32.00 MiB
  Total PE              1703
  Alloc PE / Size       1384 / 43.25 GiB
  Free  PE / Size       319 / 9.97 GiB
  VG UUID               ioSlrx-15VC-Zf9Q-YjOW-MpXM-vPWn-YUZ04g
  
    --- Physical volumes ---
  PV Name               /dev/sda3     
  PV UUID               iQuL9H-H1ic-3lPS-L5ja-v3y0-a2rB-0k5cf1
  PV Status             allocatable
  Total PE / Free PE    744 / 0
   
  PV Name               /dev/sda4     
  PV UUID               wW8jGT-hb2T-85UN-mmA5-bIPd-Pti8-Lc0ruw
  PV Status             allocatable
  Total PE / Free PE    959 / 319

これは物理ボリュームとして30Gあり、そのうちの20Gをボリュームグループに割り当てています。

今回は/dev/sda4を取り外し、削除します。

 

1.対象のボリュームグループをアンマウントする

※LiveCDで起動し、取り外し作業を行う。

[root@localhost kiyoto]# df
ファイルシス                 1K-ブロック    使用   使用可 使用% マウント位置
rootfs                          31621252 8448332 22980960   27% /
devtmpfs                         1538816       0  1538816    0% /dev
tmpfs                            1547568     228  1547340    1% /dev/shm
tmpfs                            1547568   43240  1504328    3% /run
/dev/mapper/VolGroup-lv_root    31621252 8448332 22980960   27% /
tmpfs                            1547568   43240  1504328    3% /run
tmpfs                            1547568       0  1547568    0% /sys/fs/cgroup
tmpfs                            1547568       0  1547568    0% /media
/dev/sda2                         508644   96028   387016   20% /boot

 

2.ファイルシステムをチェックする

※このチェックを行わないと、次のステップに進むことができない。

[root@localhost liveuser]# e2fsck -f /dev/mapper/VolGroup-lv_root
e2fsck 1.41.14 (22-Dec-2010)
Resize inode not valid.  Recreate? yes

Pass 1: Checking inodes, blocks, and sizes
Pass 2: Checking directory structure
Pass 3: Checking directory connectivity
Pass 4: Checking reference counts
Pass 5: Checking group summary information
Free blocks count wrong for group #0 (14909, counted=14910).

 

3.ファイルシステムのサイズ変更

[root@localhost liveuser]# resize2fs /dev/mapper/VolGroup-lv_root 15G
resize2fs 1.41.14 (22-Dec-2010)
Resizing the filesystem on /dev/mapper/VolGroup-lv_root to 3932160 (4k) blocks.
The filesystem on /dev/mapper/VolGroup-lv_root is now 3932160 blocks long.

 

4.論理ボリュームのサイズ変更

[root@localhost liveuser]# lvreduce -L -20G /dev/mapper/VolGroup-lv_root
  WARNING: Reducing active logical volume to 18.31 GiB
  THIS MAY DESTROY YOUR DATA (filesystem etc.)
Do you really want to reduce lv_root? [y/n]: y
  Reducing logical volume lv_root to 18.31 GiB
  Logical volume lv_root successfully resized

ボリュームグループ内の物理ボリュームのサイズを確認してみると、 縮小した分/dev/sda4の空き容量が増えている

[root@localhost liveuser]# vgdisplay -v
    Finding all volume groups
    Finding volume group "VolGroup"
  --- Volume group ---
  VG Name               VolGroup
  System ID
  Format                lvm2
  Metadata Areas        2
  Metadata Sequence No  6
  VG Access             read/write
  VG Status             resizable
  MAX LV                0
  Cur LV                2
  Open LV               1
  Max PV                0
  Cur PV                2
  Act PV                2
  VG Size               53.22 GiB
  PE Size               32.00 MiB
  Total PE              1703
  Alloc PE / Size       744 / 23.25 GiB
  Free  PE / Size       959 / 29.97 GiB
  VG UUID               ioSlrx-15VC-Zf9Q-YjOW-MpXM-vPWn-YUZ04g

  --- Physical volumes ---
  PV Name               /dev/sda3
  PV UUID               iQuL9H-H1ic-3lPS-L5ja-v3y0-a2rB-0k5cf1
  PV Status             allocatable
  Total PE / Free PE    744 / 0

  PV Name               /dev/sda4
  PV UUID               wW8jGT-hb2T-85UN-mmA5-bIPd-Pti8-Lc0ruw
  PV Status             allocatable
  Total PE / Free PE    959 / 959
    

 

5.ボリュームグループから物理ボリュームを取り外す

[root@localhost liveuser]# vgreduce VolGroup /dev/sda4
  Removed "/dev/sda4" from volume group "VolGroup"

vgdisplayで確認してみると、物理ボリュームが取り外されたことが確認できる。

[root@localhost liveuser]# vgdisplay -v
    Finding all volume groups
    Finding volume group "VolGroup"
  --- Volume group ---
  VG Name               VolGroup
  System ID
  Format                lvm2
  Metadata Areas        1
  Metadata Sequence No  7
  VG Access             read/write
  VG Status             resizable
  MAX LV                0
  Cur LV                2
  Open LV               1
  Max PV                0
  Cur PV                1
  Act PV                1
  VG Size               23.25 GiB
  PE Size               32.00 MiB
  Total PE              744
  Alloc PE / Size       744 / 23.25 GiB
  Free  PE / Size       0 / 0
  VG UUID               ioSlrx-15VC-Zf9Q-YjOW-MpXM-vPWn-YUZ04g

  --- Physical volumes ---
  PV Name               /dev/sda3
  PV UUID               iQuL9H-H1ic-3lPS-L5ja-v3y0-a2rB-0k5cf1
  PV Status             allocatable
  Total PE / Free PE    744 / 0

6.物理ボリューム削除

pvremove /dev/sda4

 

7.パーティションの削除

fdiskから/dev/sda4のパーティションを削除し、保存する。

Disk /dev/sda: 120.0 GB, 120034123776 bytes
ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 14593, 合計 234441648 セクタ
Units = セクタ数 of 1 * 512 = 512 バイト
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト
ディスク識別子: 0x12733297

デバイス ブート      始点        終点     ブロック   Id  システム
/dev/sda1   *          63    75216329    37608133+   7  HPFS/NTFS/exFAT
/dev/sda2        75216896    76240895      512000   83  Linux
/dev/sda3        76240896   125044735    24401920   8e  Linux LVM
/dev/sda4       125044736   187959295    31457280   8e  Linux LVM

コマンド (m でヘルプ): d
パーティション番号 (1-4): 4

コマンド (m でヘルプ): p

Disk /dev/sda: 120.0 GB, 120034123776 bytes
ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 14593, 合計 234441648 セクタ
Units = セクタ数 of 1 * 512 = 512 バイト
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト
ディスク識別子: 0x12733297

デバイス ブート      始点        終点     ブロック   Id  システム
/dev/sda1   *          63    75216329    37608133+   7  HPFS/NTFS/exFAT
/dev/sda2        75216896    76240895      512000   83  Linux
/dev/sda3        76240896   125044735    24401920   8e  Linux LVM

 

LVMを使っての既存ファイルシステム拡張

最近Let'sNoteのSSDを60GからIntelの120GSSDに乗り換えました。

乗り換えついでに、広くなった分を新しくLinuxに分け与えようと思いLVMの操作に挑戦しました。

 

LVMとは(Logical Volume Manager)といい、ディスクマネージメント機能の総称らしいです。

自分的には、ディスクを管理する素晴らしい機能的な感じです。

 

何が素晴らしいかと言えば、パーティションなどをまたいでもあたかも1つのパーティションのように扱える。

 

イメージ的にはこんな感じですかね。

 

 

イメージいらないぐらいですね。

とりあえず、拡張が簡単にできて物理ディスクのことをあまり考慮しなくてもいいのが便利です。

取り外しもできます。取り外し編はこちら「LVMの論理ボリュームサイズ縮小(PV取り外し)

 

LVMには、ボリュームを管理する単位があります。

・PV(物理ボリューム)

・VG(ボリュームグループ)

・LV(論理ボリューム)

 

PV(Physical Volume)

PVとは、LVM用に用意したパーティションです。

未割当な領域に、LVM用にパーティションを作成するだけです。

 

VG(Volume Group)

VGとは上で作成したPVをまとめた単位です。

PVを2つ作成して、VolGroup00というVGに割り当てる感じです。

増やしたかったらVolGroup00に新たに1つPVを増やすといったように使えます。

(実際は物理エクステント(PE)という単位で割り当てます。PV作成時に指定されたサイズに分割し、その1つ1つがPE)

 

LV(Logical Volume)

LVはVGで作成した領域の上に作成します。このLVを各ディレクトリにマウントしてあげます。

なので、使う側としては、LVのみ意識すればいい感じになっています。

 

 

イメージ的にはこんなでしょうか?

容量を増やしたいときには、家の中(VG)にPVを追加してあげればVGを大きくすることができそうです。

 

では、こっから実際の手順です。

環境は、Fedora16 32bitです。

 

1.まずは、旧SSDから新SSDにデータを移す

HDDを移行するときは、dump,restoreコマンドを使用すればいいらしいのだが、あいにくファイルシステム

ext4なので使用することができない。

で、どうしようかと思っていたらddコマンドなるものがあるらしい。

注意書きで同容量のHDDの場合のみddコマンドで。的な事が書いてあるサイトが結構あった気がするが、

気にせず容量の違うHDDにddコマンドでコピーしてみたいと思います。

(失敗しても中身もともと空なので問題なし。)

dd if=/dev/sda of=/dev/sdb

60Gなのでそんなに時間をかけずにコピーは完了する。(コピー中は何も表示されません)

起動してみるとなんの問題もなく動いたのでOKでした。

 

2.現在のパーティションの状態を確認する

[root@localhost kiyoto]# fdisk /dev/sda

コマンド (m でヘルプ): p

Disk /dev/sda: 120.0 GB, 120034123776 bytes
ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 14593, 合計 234441648 セクタ
Units = セクタ数 of 1 * 512 = 512 バイト
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト
ディスク識別子: 0x12733297

デバイス ブート      始点        終点     ブロック   Id  システム
/dev/sda1   *          63    75216329    37608133+   7  HPFS/NTFS/exFAT
/dev/sda2        75216896    76240895      512000   83  Linux
/dev/sda3        76240896   125044735    24401920   8e  Linux LVM

3.パーティションを追加する

nで新しいパーティションを追加する。

コマンド (m でヘルプ): n
Partition type:
   p   primary (3 primary, 0 extended, 1 free)
   e   extended
Select (default e): p
選択したパーティション 4
最初 セクタ (75216330-234441647, 初期値 75216330): 125044736
Last セクタ, +セクタ数 or +size{K,M,G} (125044736-234441647, 初期値 234441647): +30G

 

4.ファイルタイプを変える

新しく追加したパーティションのIDは「83になっているので、それをLVMの8eに変更する。

バイス ブート      始点        終点     ブロック  Id  システム
/dev/sda1   *          63    75216329    37608133+   7  HPFS/NTFS/exFAT
/dev/sda2        75216896    76240895      512000   83  Linux
/dev/sda3        76240896   125044735    24401920   8e  Linux LVM
/dev/sda4       125044736   187959295    31457280   83  Linux

コマンド (m でヘルプ): t
パーティション番号 (1-4): 4
16進数コード (L コマンドでコードリスト表示): 8e
パーティションのシステムタイプを 4 から 8e (Linux LVM) に変更しました

バイス ブート       始点        終点     ブロック   Id  システム
  /dev/sda1   *          63    75216329    37608133+   7  HPFS/NTFS/exFAT
  /dev/sda2        75216896    76240895      512000   83  Linux
  /dev/sda3        76240896   125044735    24401920   8e  Linux LVM
  /dev/sda4       125044736   187959295    31457280   8e  Linux LVM

 

5.変更状態を保存する

コマンド (m でヘルプ): w
パーティションテーブルは変更されました!

ioctl() を呼び出してパーティションテーブルを再読込みします。

警告: パーティションテーブルの再読込みがエラー 16 で失敗しました: デバイスもしくはリソースがビジー状態です。
カーネルはまだ古いテーブルを使っています。新しいテーブルは
次回リブート時か、partprobe(8)またはkpartx(8)を実行した後に
使えるようになるでしょう
ディスクを同期しています。

6.物理ボリュームを作成

再起動後、作成したパーティションにPV(物理ボリュームを作成する)

[root@localhost kiyoto]# pvcreate /dev/sda4
  Writing physical volume data to disk "/dev/sda4"
  Physical volume "/dev/sda4" successfully created

 

7.ボリュームグループ名を確認する

[root@localhost kiyoto]# vgdisplay -v
    Finding all volume groups
    Finding volume group "VolGroup"
  --- Volume group ---
  VG Name               VolGroup
  System ID             
  Format                lvm2
  Metadata Areas        1
  Metadata Sequence No  3
  VG Access             read/write
  VG Status             resizable
  MAX LV                0
  Cur LV                2
  Open LV               2
  Max PV                0
  Cur PV                1
  Act PV                1
  VG Size               23.25 GiB
  PE Size               32.00 MiB
  Total PE              744
  Alloc PE / Size       744 / 23.25 GiB
  Free  PE / Size       0 / 0   
  VG UUID               ioSlrx-15VC-Zf9Q-YjOW-MpXM-vPWn-YUZ04g

 

8.ボリュームグループに物理ボリュームを割り当てる

[root@localhost kiyoto]# vgextend VolGroup /dev/sda4
  Volume group "VolGroup" successfully extended

 

9.論理ボリューム名を確認する

vgdisplay -v で確認すると、さきほど追加した物理ボリュームもボリュームグループに追加されている。

[root@localhost kiyoto]# vgdisplay -v
    Finding all volume groups
    Finding volume group "VolGroup"

  --- Logical volume ---
  LV Name                /dev/VolGroup/lv_root
  VG Name                VolGroup
  LV UUID                SgQAaB-Srat-cvhH-Ownk-qu87-pyNl-z9OlL0
  LV Write Access        read/write
  LV Status              available
  # open                 1
  LV Size                18.31 GiB
  Current LE             586
  Segments               1
  Allocation             inherit
  Read ahead sectors     auto
  - currently set to     256
  Block device           253:1
   
  --- Physical volumes ---
  PV Name               /dev/sda3     
  PV UUID               iQuL9H-H1ic-3lPS-L5ja-v3y0-a2rB-0k5cf1
  PV Status             allocatable
  Total PE / Free PE    744 / 0
   
  PV Name               /dev/sda4     
  PV UUID               wW8jGT-hb2T-85UN-mmA5-bIPd-Pti8-Lc0ruw
  PV Status             allocatable
  Total PE / Free PE    959 / 959

 

10.論理ボリュームの容量を増やす

[root@localhost kiyoto]# lvextend -L +20G /dev/VolGroup/lv_root
  Extending logical volume lv_root to 38.31 GiB
  Logical volume lv_root successfully resized

 

11.ファイルサイズの変更

[root@localhost kiyoto]# resize2fs /dev/VolGroup/lv_root
resize2fs 1.41.14 (22-Dec-2010)
Filesystem at /dev/VolGroup/lv_root is mounted on /; on-line resizing required
old desc_blocks = 2, new_desc_blocks = 3
Performing an on-line resize of /dev/VolGroup/lv_root to 10043392 (4k) blocks.
resize2fs: 無効な引数です While trying to add group #243

 

12.容量の確認

[root@localhost kiyoto]# lvdisplay -v
    Finding all logical volumes
  --- Logical volume ---
  LV Name                /dev/VolGroup/lv_swap
  VG Name                VolGroup
  LV UUID                Gb1NOQ-e3t2-Xryy-N8QS-lkjZ-ikk4-LMyRMc
  LV Write Access        read/write
  LV Status              available
  # open                 2
  LV Size                4.94 GiB
  Current LE             158
  Segments               1
  Allocation             inherit
  Read ahead sectors     auto
  - currently set to     256
  Block device           253:0
   
  --- Logical volume ---
  LV Name                /dev/VolGroup/lv_root
  VG Name                VolGroup
  LV UUID                SgQAaB-Srat-cvhH-Ownk-qu87-pyNl-z9OlL0
  LV Write Access        read/write
  LV Status              available
  # open                 1
  LV Size                38.31 GiB
  Current LE             1226
  Segments               2
  Allocation             inherit
  Read ahead sectors     auto
  - currently set to     256
  Block device           253:1

 

SET(Social Engineering Toolkit)のインストール

最近セキュリティ関係の勉強をしながらいろいろ遊んでいると、SETというものを発見した。

SET(Social Engineering Toolkit)とは、ソーシャルエンジニアリングを行うためのツールらしい。

具体的には、フィッシングサイトなどを簡単に立ち上げることができる。

BackTrackとかには最初から入っているのだが、FedoraにSETをインストールする方法が日本語では見当たらない…

ってなことで、インストールメモを取りました。

 

1.SETのソースをチェックアウトする

SETは、ダウンロードしてインストール…という風に進まないので、まずはソースをチェックアウトする。

svn co http://svn.trustedsec.com/social_engineering_toolkit

 

2.設定ファイルを書き換える

チェックアウトが完了したら、設定ファイルにmetasploitのインストールされているパスの書き込み。

vi /config/set_config

コメントのすぐ下のほうに下記のような、metasploitのパスを指定する部分があるので、自分の環境に合わせて変える。

### Define the path to MetaSploit, for example: /pentest/exploits/framework3
METASPLOIT_PATH=/opt/metasploit-4.3.0/msf3

 

3.wgetが必要になるので、インストールする

yum install wget

 

4.SETの実行

以上で準備は終了です。あとは、SETディレクトリのsetを実行すれば操作できます。

./set

 

 

msfconsoleからpostgresqlへの接続

metasploitの、msfconsoleからpostgresqlへの接続の時につまづいた時のメモです。

何処でつまづいたかと言うと、「gem install pg」の部分でつまづきました。

いろいろなサイトを見て回り、同じようなことを行っても全然インストールすることができない。

エラーの内容的には下記のような表示がされる。もっと長かったけど省略。

Building native extensions. This could take a while...
ERROR: Error installing pg:
ERROR: Failed to build gem native extension.
...

環境は、Fedora16(32bit)です。

 

ここからは、行った手順を記載していきます。

#yum update

OSをインストールしたばっかりだったので、まずは更新作業から。

 

postgresqlのインストール

#yum install postgresql-server

環境変数設定

このままでは、「initdb」ができないので、環境変数を設定する

#POSTGRES_HOME=/usr/local/pgsql
#PGLIB=$POSTGRES_HOME/lib; export PGLIB
#PGDATA=$POSTGRES_HOME/data; export PGDATA

 

/usr/localのパーミッション変更

postgresqlパーミッションエラーで、読み込めないと言われるので、適当にパーミッション変更。

#chmod 777 /usr/local

/usr/bin/initdb 実行

postgresqlをインストール時に自動で作成された「postgres」ユーザになり、initdbコマンド実行

/usr/bin/initdb

initdbが終了すると、下記のコマンドのどちらかを実行して下さい的なメッセージが出るので実行する。

/usr/bin/postgres -D /usr/local/pgsql/data start

上のコマンドを実行する。initdb時のメッセージには、logファイル的なのを指定しているが省略する。

 

postgresユーザのパスワード変更

#passwd postgres toor

 

データベース作成

pgsqlで適当なデータベースを作成する。

 

pgをインストールするために以下のパッケージをインストールする

yum install gcc
ym install ruby
yum install rubygems
yum install ruby-devel
yum install libpcap-devel
yum install postgresql-devel

 

準備が整ったので、gemでpgをインストールする

gem install pg

 

以上で、metasploitからDBに接続できるようになりました。

Let's Note CF-W7 ファン取り替え+LED付け替え

久しぶりの更新になります。

最近愛用機のLet's noteが調子悪くなってきました。

そこで今回は、Let'snote CF-W7の解体ファン取り替え電源スイッチ部分のLED取り替えを行ってみたいと思います。

ずいぶん前に、発熱がひどかったり、音が気になってきたのはファンの調子が悪くなってきていたからだと思います。

最近は変な音がかなり響いています。

SW部分のLEDに関しては、チカチカすることすらなくなりました。LEDSW停電中です。

CF-W7を解体しての感想としては、 ちょっとむずかしかったです。

何が、難しかったかと言うと、マザーボードを外すところが難しかったです。

挑戦してみれば、アナログ端子の部分がどんだけひっかかってるんだ!?ってくらいひっかかっています。

今回の挑戦は、PS3を破壊した経験や、監視カメラの修理などの経験が役に立ちましたが。

 

CPUファン購入サイト

CF-W7/CF-T7用 CPUファン 3900円

 

ちなみに、修理費の参考価格

cPUファン交換工賃  4900円

LEDSW交換工賃   3700円

合計: 8600円

 

 

値段を見るだけでも、自分でやった方がかなりお得ですね。

 

では、ここから解体手順についてです。

参考にする方は、自己責任でお願いします。自身がない方は修理に出すほうがいいと思います。(そこまで高くないので…)

 

解体手順:

 

1.PCからバッテリとHDDを取り外す

前記事のCF-W7SSD換装を参考

 

2.PCの裏側のねじを取り外す

 

赤丸で囲まれたねじ(全部のねじですが…)を外す。外したねじはガムテープに張っとくなど、

場所を記憶しておかないとあとで悲惨な結果になります。

 

 

3.メモリ部分のふたを外し、隠れているねじを1本外す

 

 

4.赤四角で囲まれている防水シール?を剥がす。

ドライヤーなどで軽く温め、赤矢印がさしている部分からマイナスドライバーで隙間を作り外すとやりやすい。

少しあてているとすぐに熱くなるので、壊さないためにも加減する

 

 

5.銀色の留め具を外す

赤丸の部分にプラスドライバーなどを差し込み、軽く引くと留め具が外れる。

これは、キーボードを固定しているパーツ(実際には、キーボードが両面テープでついてるので外しただけでは変わらない)

 

 

6.キーボードを外す

キーボードは、両面テープで固定されているので、少し浮かせたらドライヤーなどで温めはがれやすくする。

はがれてきたら、写真の浮いてるほうから反対に倒す。

温めすぎ注意(あくまで剥がしやすくしているだけで、推奨ではない)

 

 

7.キーボードを剥がした後、防水シールを剥がし、キーボードのコネクタ部分を外す

ここでも、防水シールが現れるので、慎重に剥がす。

剥がすと、キーボードの線を抜く。

下写真の、赤矢印の方向へ白い部分をずらすと、ケーブルが外れる。

 

 

8.キーボードを外すことができたら、キーボードの下にあるねじを外す

赤丸で囲まれている個所のねじを取り外す。

青四角で囲まれている部分は、防水シートと、筐体が両面テープでくっついているので、

 筐体の上部分を取り外す時は、テープの存在に気を付ける

 

 

9.ドライブを取り外すため、横のねじをとる。

マイナスドライバーなどで、カバーを取り外し、中のねじをとる。

このねじを取り外すと、ドライブのカバーが外れる。

 

 

10.赤丸に囲まれている部分が爪になっているので、おらないように外す。

青丸の部分のばねをなくさないようにする。

 

 

11.ドライブの上についている、熊の頭みたいな形の板を取り外す

赤矢印のついている部分からこじ開けやすい。ここも両面テープで付いているので気を付ける

 

 

12.取り外すと、下にねじが現れるのでとる

 

 

13.無線モジュール部分のねじを取り外す。両サイド。

 

 

14.手順8の両面テープの部分に気を付けながら、筐体の上部分を取り外す

ファンにアクセスするためには、このマザーボードを裏側にしなければいけない。

今回の作業で一番苦労した部分はマザーボードを裏返しにするところ。

物理的に不可能では?と思うぐらい取れない。

(あとの手順で出てくるが、右側のパーツを全部外さないと、ボードをずらして裏返すことができない)

 

 

15.トラックパッドのコードを取り外す

赤四角で囲まれている部分のコードを取る。

これは留めてある部分を上に持ち上げると、開く。

コード近くのコネクタも取り外す。

 

 

16.マザーボードを固定しているねじを取り外す

 

 

17.右側にあるコードやテープ、USBポートの支えなど、全部取り外す

まず、青四角で囲まれている部分のコードが両面テープでくっついてるので、取り外します(軽くドライヤーで温めました)

次に、下にくっついているコード類をまとめているテープ類を全部剥がします。

最後に、赤丸で囲まれているねじを取り外し、USBポートなどがついたボードを一式取り外す。

 

 

18.ドライブと、マザボの間ぐらいにあるコネクタ類を外す

小さいの2個と、大きいの1個の、計3個がある。赤矢印の付近

 

 

19.アナログ端子などを固定しているねじをはずす。

細いペンチなどで、赤丸の部分をつかみながら、ねじの要領でまわし外す。

下記の写真に移っている、青い四角のポート部分と、その右のEXTの部分がマザーボードを外す時の難問になる。

 

 

20.右側が全部取り外せ、パカパカ浮かせることができる状態になります

この時点でマザボを浮かせながら、右側に引っ張ると、アナログ端子の部分が外れる。

(ここが一番の悩みどころだった)

 

 

21.慎重にひっくり返すと、裏側にファンがくっついている

このファンは、コネクタを外し、持ち上げるとすぐに取れる

 

 

22.ファンを付け替えて終了

 

 

23.参考にはならないが、LEDを付け替えたあとのCF-W7

 

 

以上で、解体+交換は終了です。

なにか問題点、気になる点がある方は、気軽に訪ねてください。

OpenfilerによるiSCSIストレージの作成

Openfilerとは、ストレージ機能に特化したOSです。

LDAPや、WebDAVなどもサポートしています。

インストーラーは anacondaを使用しているので、誰でも簡単にインストールすることが出来ます。

今回はこのOpenfilerを使い、KVMでライブマイグレーションを行うためのストレージに使用したいと思います。

 

Openfiler導入時のPCスペックは、

CPU       Intel(R) Pentium(R) 4 CPU 2.80GHz

CPU SPEED   2.79 GHz

memory     1001.03 MB

 

1.Openfilerをダウンロードします

 

Openfiler - Download-

今回は、32bitマシンを使用したので、ダウンロードしたファイルは、x86 - ISOimageになります。

 

2.ISOイメージをメディアに焼きインストール開始

 

 Enterで処理を続行する。

 

 メディアチェックは「Skip」で次へ進む

 

 次へ進む

 

 

 言語は、「Japanese」を選んで次へ進む

 

 

 「Manually Partiton With Disk Druid」を選んで次へ

 

 

 HDD内のデータが消えますよ?的な警告が出るが、「Yes」を選択し、次へ

 

 

 画像がつぶれて見ずらいが、ここでは、パーティションの設定を行う。「new」で作成。

 必要なパーティションとして、

 ・マウントポイント「/」   作成(作成時は10G確保)

 ・マウントポイント「/boot」 作成(作成時は10G確保)

 ・Type Swap       作成(作成時は10G確保)

 ・PV:Phisical Volume     作成(作成時は250G確保)

 ・VolumeGroup       作成(上で作成した、PVを指定)

 残りは「Free」領域として確保しておく。

 

 ※ほかのサイトでは、「Free」領域を確保しといてインストール完了後に設定すると書いてあるが(通常はそのやりかた)
  今回の検証では、それができず、アップデートしてもできず、仕方なくインストールの段階でVGを作成する。

 

 

 

 ネットワークデバイスの選択。ethしかないので、変更なし。DHCP使用。

 

 

 タイムゾーンとして、Asia Tokyoを選択。上の地図上で、東京付近をクリックしても、自動で選択される。

 

 

 Adminのパスワードを設定する

 

 

 しばし待って、インストールが完了したら、再起動する

 

 

 

3.インストール完了後、表示されたURLにアクセスし、設定を行う

 

 

 

 ブートすると、Grubが立ち上げるので、一つしかない「Openfiler」を選択する。

 

 

 Openfilerを起動すると、上記のような画面が表示されるので、表示してあるURLにブラウザからアクセスする。

 今回の例では、「https://192.168.229.128:446

 

 

 上記のURLにアクセスすると、ログイン画面が表示されるので、

 username =  openfiler

 password  =  password

 でログインする。

 

 

 ログイン後、「Volumes」タブを押し、右のVolumeSection欄にある、「Volumes Groups」を選択する

 

 

 

 上記の画面が出現するので、

 ・VolumeName       「任意の文字」

 ・VolumeDescription     「説明」

 ・Required Space      「今回はMAXに使用」

 ・FileSystem/VolumeType  「iSCSI

 を選択し、Create.

 

 上記のように、Volume画面のTOPに移動すると、緑色に円グラフが変わっているのがわかる。

 

 

 Volumesタブの右側にある「iSCSI Target Setup」をクリックする。上記6番目。

 

 

 TargetIQNをAddで追加する

 

 

 Incoming User, Outgoin User,でユーザを追加する。

 ※これは必要ないかもしれません。

 

 次に、「Service」タブをクリックし、iSCSI target Serverを「Enable」にし、起動させる。

 

以上でインストールと、初期設定は終わりです。

今回は、必要最低限の設定で起動を行っているため、アクセスコントロールなどは、別途行う必要があります。

Linux側の設定は次回載せる予定です。